患者相談

36歳、37歳と心拍確認が出来ない流産を2回しています。

2回目の流産から、出血はなかなか止まらず貧血や冷えもひどくなりました。
そして1年近くたちますが妊娠すら出来ず時間ばかりたちます。
どうしたらいいでしょうか?

右にいて説明

状況36歳、37歳と続く心拍が見えないままの流産。強い冷え性、頭痛。
残尿感がいつもある。
月経周期が長め。疲労しやすい。

私の診立てと不妊鍼灸の方針

もともと生命力の土台となる力(東洋医学で言うところの腎気)が不足しているタイプです。
この土台の力(腎気)の力がふそくしていると、子宮を温め養うことも出来ません。
土台となる生命力をつけ、子宮の力をアップさせ、しっかりと赤ちゃんを育んでいけることを目標にしました。

経過

週に1度の鍼灸治療と毎日の指導に基づいた自宅施灸をして4ヶ月後に妊娠。
妊娠後は初期は治療回数をぐっと増やしその後、途中できついつわり、逆子、頚管長が短めと色々なトラブルはあるものの無事に経過。3000㌘を越えた元気な赤ちゃんをご出産となりました。

結果

笑顔左

鍼灸治療併用で無事に妊娠、そして継続されご出産となりました。

流産というのは、辛い出来事ですね。
しかも、やっとの思いで妊娠して2回も連続と言うこと。本当に辛かったと思います。
お話しを聞いていて、ご本人の辛さが痛いほど伝わってきました。

妊娠や妊娠継続について、色々な情報をお探しになっていらっしゃるようでしたが、なかなかご本人にぴたっとくる情報がないようでした。そのこともご本人の迷いや悩みを大きくされていました。

説明右

インターネットでの検索は一般論や、様々な情報は提供されますが、実際のご本人にとって必要な情報であるのかは判断が難しいところですね。

今回のケースは、不安定な子宮(女子胞)の状態と全身のパワー不足がリンクしていました。

説明左。

つまり、子宮や流産のことだけを考えるのではなく全身の生命力から考えることが大事なケースであったわけです。

妊娠中も一筋縄ではいかず、いろいろなことがおこりました。
もともとストレス状態になりやすいという状況があり、気が登りやすい方の妊娠でしたのでつわりもきつかったです。
妊娠中は赤ちゃんを守るために、普通の状態でも気が上向きに傾きます。

その上向きのベクトルに加え、ご自身の性質もくわわるとなかなか大変になります。
この上向きの気を引き下ろすことは流産につながってしまいますので妊娠中の身体の手入れとしては禁じ手です。
つわりは辛くとも、つわりを中心に考えずに、やはりご自身の生命力をつけることをしていくことが体調管理のコツなのです。

笑顔左

妊娠中も色々な事がありましたが、無事に充分な大きさの赤ちゃんにめぐりあえたこと、ご本人のコツコツと重ねられた努力とご家族の協力のたまものだと思います。
おめでとうございます。