患者相談

体外受精を繰り返しおこなっていますがなかなか妊娠出来ません。
一人目のときは38歳。1年前からビッグママ治療室で身体の手入れをし、その後体外受精に挑戦してスムーズに妊娠出産しました。
ふたりめのとき、そのときに残った凍結胚があったので、子育てに忙しく鍼灸に通える時間的な余裕もなかったので、そのまま移植しました。
着床はしましたが残念ながら継続できず。
その後、何度か採卵を繰り返していますが、1回ごとにFSHがあがり、着床の数字も小さくなってしまうという悪循環が続いてしまっています。
どうしても二人目を授かりたいです。どのように取り組んだらよいのでしょうか?

状況

右にいて説明

第一子も体外受精での妊娠、出産。第二子の移植(第一子のときの残りの凍結胚)をし妊娠出来ず、その後、採卵を40歳からスタートするものの10回ほどの採卵周期のうち、採卵出来たのは3回ほど。
残念ながら妊娠せずという状況が続く。現在42歳。FSHも13から26近くにあがってしまった。

説明左。

二人目をというお気持ち、よくわかります。
いままで本当にがんばっていらっしゃいましたね。
採卵してもよい卵にならないという状況は、同じ事を繰り返していても、前に進めないのではないかと思います。

体外受精への挑戦は淡々とおこないながらも、カラダ作りをしっかりとし、良い卵を作る努力をしていきましょう。
結局は、良い卵がとれることによって、妊娠ー出産へとつながるのではないかと思います。
一緒にがんばっていきましょう。

私の診断と鍼灸方針

説明右

良い卵を作る:疲労回復、子宮卵巣のパワーアップ鍼灸
着床ー継続をさせる:不育対応鍼灸 血流をしっかりと保てるような鍼灸治療

経過

42才ービッグママ治療室初診
Yクリニックへ転院ー『厳しい状態』と言われる
 ・採卵周期ー3個空砲だった
 ・採卵ー受精せず
 ・採卵周期 周期途中でキャンセル
 ・採卵周期ー4個採卵ー2つ空砲
          桑実胚を移植ー妊娠出来ず
          拡張胚盤胞でひとつ凍結

 ・採卵周期ー卵見えず キャンセル
 ・採卵周期ーキャンセル
 ・採卵周期 2つ採卵、一つ空
     1つ3日目胚で凍結

 ・採卵周期ー胚盤胞で凍結
 ・HR周期にて移植ー妊娠

笑顔左

無事に44歳にて二人目を出産

あとがき:
一人目の治療妊娠では1回の体外受精で妊娠し、出産なさっています(38才)。
このときに、『二人目の凍結胚を移植するときには、事前に鍼灸を受けると結果がスムーズに出る方が多いですよ』とお伝えはしてあったのですが、残念ながら子育てに忙しくお身体の手入れはできないままに胚移植。
着床するものの妊娠が継続できませんでした。その後、採卵を重ねるも妊娠せずということでの再受診から鍼灸でのお手伝いが始まりました。

再初診時、やはりお身体がだいぶ疲れた状態で、このままでは『結果が出る治療』にしていくにはなかなか難しい状況ではないかと思われました。
しかしながら、ご本人の『二人目の子供が欲しい、兄弟が欲しい』という切なる願いとご努力で無事に二人目を妊娠。
20回に渡る採卵周期への挑戦、そして鍼灸治療、食事のことなど色々な状況を改善しての妊娠となりました。

一人目の妊娠があっけないほどスルリと展開していましたので、ご本人もここまで大変になるとは思っても見なかったのだと思います。
それは私も同じです。
体外受精がこの方の妊娠のキーポイントであることは間違いないとは思いますが、結局、『体外受精だけ』では結果につなげることが難しかったんだなとも思われます。

二人目への挑戦は、子育てもあり、年齢要因もあり、なかなか難しい事情が積み重なることよくわかります。
だからこそ、『第一子の時の残りの凍結胚はお宝』だということも実感できますね。

また、食事もこの方のポイントとなりました。
1)お腹がぐーっと鳴ってすいたら食べる
2)朝7時にしっかりご飯
3)11時30分にしっかり昼ご飯
4)小腹がすいたら食べると言うことをやめて、とことんお腹がすいてから食べた。

上記4点は参考になると思います。

説明右

また、着床するものの妊娠継続が出来ないという方は、子宮血流の問題を考えることが大切です。
当院の治療では、この状況を切り抜けるためにいろいろな方法をとりいれています。
しっかり乗り切っていきましょう。

オリジナル:
http://1gen.jp/1GEN/BENSYO/2806-D1.HTM
「HR周期移植で二人目出産 44歳 ’13/06/30 6 」