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妊活のためのカラダ作りのポイントを紹介しています。
きっとお役に立ちます。

身体の土台の力が充実し、暢びやかな心身をもった両性があわさり、ひとつの新しい生命を作り、母体側にふんわりと受け入れられることにより妊娠が成立します。
腎気が充実した母体にはぐくまれ十月十日の年月をすごし、実った果実が蒂から落ちるように出産の日を迎えます。

妊娠に向けたカラダ作りのポイント

1)カラダの土台の力を養うー(腎気を養う)
2)胃腸の力をつけるー(脾胃を養う)

この二つの観点です。

説明左。

腎気には、生まれたときから持っている「先天の精」と、呼吸や飲食物から得られる「後天の精」があります。
先天の精は減る一方ですが、後天の精は食事などにより増やすことができます。
ここでは呼吸や飲食物から得られる「後天の精」を強化していきます。

カラダの土台の力を養おう(臍下丹田の力)

土台の力(腎気)というのは、下腹にある臍下丹田の力でもあります。
下腹の充実は妊娠そして妊婦さんにとってとても重要なポイント。
臍下丹田に力をつけて安定した子宮の状態をつくりましょう。


【図 下腹に棒灸をしましょう】

棒灸という棒状となったお灸があります。
これで間接的に、関元、大巨などの経穴をあっためます。

右にいて説明

カラダに響かせるお灸の方法を直接指導します。

お腹がぽかぽかして、暖かさが継続する感じがしますよ。
妊婦さんであれば、硬かった子宮がやわらかくなるのが実感できるでしょう。

お腹のツボに毎日1回センネン灸をしましょう。

おなかを拝見すると、下腹部に冷えていたり動きが悪いポイントがある方が多くいらっしゃいます。
治療院では、ツボは、その方の一番弱りが出ているツボや冷えているツボなどにお灸をするように印をつけています。
しっかりとお灸が出来るように指導します。

よく眠りましょう

睡眠は、腎気を養うことにおいては本当に大切です。
美肌タイムの10時から2時までが腎気を養うことにもつながります。

歩きましょう

足腰を鍛え血流をあげることは腎気を充分にやしないます。
臍下丹田に意識をおき、そこにあることを感じながら、ゆっくりと歩きましょう。

説明左。

臍下丹田呼吸法とウォーキングのコツをお伝えしています。

現代人のがんばるぞ意識、気の張りをぐっともったがんばった状態は腎気を養いません。
気負いのないゆったりとした気持ちで、酸素が身体の隅々にまわることを意識するように歩いてみましょう。

胃腸の力をつけよう!(健やかな脾気を)

胃腸の力は東洋医学の世界では脾胃の力といいます。
食物を身体にとりいれ、それを受け取り、消化吸収し、しっかりと身体の隅々に配布させること。
そしていらないものを便や尿ですっきりと排泄させること。

胃腸の力があれば、食物のパワーや生命力を受け取ることができます。
いくら『カラダによいもの』を食べても、胃腸の力がなければ素通り。
そればかりか、過食がかえって身体に負担をかけたり、疾患のはじまりにもなってしまいます。

つまり、『何を食べるか?』ということのまえに、『健やかな脾胃を保つこと』が大前提なのです。

そして妊娠のためにも胃腸の力は必須です。
体調がよくなると妊娠に致る一連のシステムがスムーズに動きます。
また卵の質にはダイレクトに影響してきます。
しっかりとパワーアップしていきましょう。

胃腸の力をつけるためのメソッド

STOP!間食

胃腸の力をあげるには、まず間食をやめて、毎回の食事を大切にすることです。
しかしながら、間食は、非常に個人差の多い部分です。

脾気の弱い人、胃腸の力のない人ほど間食をする傾向があるようです。
これは悪循環の第一歩でもあるのですが、脾胃の力がないため陥ります。

『食欲がないし、痩せてて栄養が足りないと思うので、ついチョコやお菓子を食べちゃうんです。
そうするとまたご飯が食べられなくなってしまって・・・』

これは、幼児がおやつを食べすぎてご飯を食べませんという悩みと同じです。
間食をやめて、おなかをすかせて、美味しくご飯をたべましょう。
規則正しい生活がカラダ作りの第一歩。

分食のススメ

食事が1回に普通量食べられない人や痩せた人は、間食を分食にするとよいでしょう。
つまり1日の食事総量を4から5回にわけるわけです。
こうすることによって、もともと胃腸の容量が小さい人も無理なく栄養を摂取できます。

幼児の4回食という考え方があります。
小さいお子さんの場合、おやつをプチ食事のように扱い、しっかりとカラダ作りしていくという考え方です。
現時点で栄養不足気味の人はこの考え方を使い、”小さな自分”をしっかりと育てましょう。

バランスガイドのすすめ

食事については様々な、お勧めが世の中には存在します。「マクロビオティック」「朝食抜き」「粗食」「糖質制限」などなど、なにがよいのか本当に迷うところです。

私は、先ず第一に参考にしていただきたいのは、厚生労働省の食事バランスガイドです。
WEB→食事バランスガイド
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/eiyou-syokuji.html

『まず、偏らない』ということは、カラダ作りを考える上で第一優先です。
このバランスガイドにしたがっていただいて、沢山の方が妊娠のためのカラダ作りに成功しています。
食事にとって、『何を食べる』よりも『過不足なく食べる』がよいのです。

食事記録を提出してただくと、”果物を摂取する習慣がない”方が案外多くいらっしゃるのにきがつきます。
食事バランスガイドでは毎日手のひら2つ分が推奨されている量です。

「果物はカラダを冷やすから」などという質問を良く受けます。
そう考えられるのならば、摂取を控えるという選択をするのもよいでしょう。
しかしながら、果物を控えたことで、果物から得られるであろうビタミン、ミネラルなどは他のものからの摂取を考えなくてはなりません。

果物はそういった栄養素の宝庫ですから。
代替案のない「カラダに良くないからやめる」は偏りを大きくさせ長期的にみるとリスクが高いと思います。
また、お菓子、チョコレートなどの甘いものは直接的に脾胃に負担をかけ力を落とします。

一度に食事量が多く取れない方は、食事回数をわけてみるのもいいでしょう。
間食にお菓子などを食べるのではなく、小さな食事にするわけです。
3回の食事というよりも、4回の食事というイメージで間食をとらえてもいいかと思います。
(これは小さいお子さんでも同じですよ。間食はお菓子ではなく、小さな食事でということを心がけるといいでしょう)

チョコレート依存からの脱却を


チョコレートはとくに依存的になり習慣になっている方をお見かけします。
チョコレートは、気を引き立ててくれます(肝気をたてる)一時的にやる気がでたり、気持ちをすっきりさせるのです。
あの独特な甘みもいいですねえ。

ただ、それだけに、脾胃にかける負担はかなりです。
背中の真ん中辺りが痛い方や筋肉や関節の痛みがあるかたなど、チョコをやめただけで改善することがよくあるのです。

習慣から抜け出すことは大変ですが、一度チョコ断ちを挑戦してみてください。
私もチョコ好きですから、あなたの気持ちよくわかります。
せめて背中の痛いときはやめてみてくださいね。

足三里、脾兪、胃兪など胃腸のツボにお灸。

【図 足三里、脾兪、胃兪など胃腸のツボ】

足三里のツボへのお灸は、胃腸の状態をよくし、全身の気を引き下げ、身体全体をしっかりさせることにもつなげることの出来る健康法です。
また背中のツボも効果的、脾兪、胃兪などを使ってみましょう。

説明左。

やりかたは、市販のセンネン灸などを使うのがお勧め。
ただし、ツボというのは、人によって位置がちがいますし、変化します。
当院では、治療の度に指導させていただいています。ご相談ください。