ご相談にお答えして。

漢方や鍼灸がご自分に本当にあっているのかわかりません、判断基準はありますか?と

説明右


東洋医学の世界では、漢方を投与する、鍼灸をするという前に、
1)まずその方のお身体の状態がどうなっているのかという把握を行う(四診)
2)四診の上で、その方にとって、どういった方向性に進むのが望ましいのかを考える。
   (治療方針の決定)→不妊カウンセリングをあわせおこなう
3)治療方針に従って、どのような鍼灸治療の組み立てをするのかを考える

この3つのステップが必要です。

不妊だから漢方を飲む、不妊だから鍼灸治療をすると言う前に、『今、どのような状態なのか』を把握することがとても大切なのです。
自分自身で自分の状況を客観的に判断することはなかなか出来ないことです。
東洋医学の四診を通じてみることで、ご自身ではいまま自分自身では気がつかないウイークポイントなどが発見できることもよくあります。

不妊治療の場合は治療方針の決定において、東洋医学的なお身体情報のほか、年齢要因、西洋医学的な要因、いままでの不妊治療歴などを踏まえ、総合的に『どのような選択が妊娠という結果に一番近いのか』という観点から考えていくことがとても大切です。

説明右

私の治療院ではこの不妊カウンセリングを踏まえ、鍼灸治療ならば、このような貢献が期待できるのではないかということを、患者様それぞれ、個別具体的に考えていっております。

また、不妊カウンセリングの結果、場合によっては、鍼灸治療よりも、西洋医学的な不妊治療を優先すべきこともあるかと思いますし、並用した方がよいのではと思える場合もあります。
また、私は鍼灸の専門家ではありますが、鍼灸よりも漢方を優先した方がメリットがあるのではというタイプの方には、漢方医、漢方薬局などの受診をお勧めする場合もあります。

不妊によい、赤ちゃんが出来るという情報はたくさんありますね。鍼灸も、漢方も、サプリも、運動も、あれもこれもとバラバラに考えるとどんどん足し算になってしまい、逆にストレス状態になったり、時間を無駄にしてしまう場合もあります。

鍼灸や漢方があうのかあわないのか、と言う前に、『貴方のいまの不妊状態に必要なのはなにか?』ということを東洋医学の四診を通じたお身体の情報集めを踏まえ考えていくことは、とても役立つものだと私は思っています。
そしてこの情報に基づいて、いま、目の前にいる○○さんに『どんな鍼灸治療が必要なのか、効果が期待できるのか』ということを治療者と一緒に考え、提案してもらう必要があるかと思います。

西洋医学的な不妊治療、鍼灸、漢方、サプリ、運動などがバラバラとそれぞれ独立した状態で『不妊によい』ということで足し算されるのではなく、ということを考えることが一番大切だと思います。

現状を把握し妊娠するためにはどのような選択がよいのか一緒に考えさせていただいております。
この、どんな鍼灸治療を展開するのかということを私は治療家として考え、患者さんに提案させていただき、ご納得いただいた上で施術をしております。

私は鍼灸師ですので、治療方針の決定に従って、鍼灸治療ではこういったことが出来るというお話をさせていただきますし、場合によっては、鍼灸よりも優先するものがあるのではないかというお話しをさせていただいています。まず、相談して下さい