患者相談

妊娠を希望しています。ただ、頭痛がひどく頭痛薬が手放せない状況です。
2年前に一度妊娠しましたが流産し、そのあとから体調がとても悪く頭痛もひどくなっています。
先日、卵管造影をしましたが、そのあとからもまた体調が悪化してしまい、恐くて不妊治療も進めることが出来ません。

どうしたらいいでしょうか?

状況

もともと緊張がとても強く、潰瘍性大腸炎や頭痛に悩まされており、2年前の流産から体調がより悪化。

私の診立てと不妊鍼灸の方針

非常に緊張しやすく、また緊張すると身体全体の気の巡りが悪くなり、その場(目や頭など)に気血が凝り固まって披露するタイプ。
卵管造影でも同じように緊張によって気血が集まりそのまま停滞してしまったために体調悪化とつながったのではないかと思われる。

笑顔左

2年前の流産によって落ちてしまった生命力(東洋医学で言うところの腎気)を補い、体調を建て直し、気血の巡りをスムーズにし頭痛を減らしていく。
ここまでやってのち、妊娠が成立しないようならば不妊治療に改めて挑戦してはいかがかとアドバイス

経過

初診から週に2回の頻度で鍼灸治療スタート
8診ほど経過して
体調がよく、生理前の不調がない。両親も喜んでくれている
この一ヶ月痛み止めを飲んでいなかった。
38診初診から約半年にて妊娠、無事に出産。

結果

当初は、治療後疲れが出てだるかったり、締め付けられるような頭痛がしたりと大変でしたが、だんだん頭痛が減り、生理痛が減り、全体の体調がよくなり、手放せなかった薬から縁が切れてゆきました。

鍼灸を継続し、半年ほど経過したところで無事に自然妊娠。3500㌘近いベビちゃんをご出産になりました。

早く妊娠したいというご希望でした。

説明右

しかしながら、まず体調をアップさせることを優先し、そののち妊娠を考えたらどうかというご提案をさせていただき、結果として不妊治療そのものに進むことなく、自然妊娠が成立しての素早い妊娠につながりました。

体調がよくなっての妊娠でしたので、ご本人にとっても、自信を持って日々をおくることが出来たと思います。

笑顔左

妊娠したいというご希望があると、どうしても、妊娠、妊娠と考えがちですが、急がば回れということも大切ですね。