良い卵を何度も移植しても妊娠出来ずに体調が悪くばかりという状況の方でした。
幸い、凍結胚盤砲が3つありましたので、不妊治療をあせらず、体調を回復させ、気力も体調も充分整ったところでの胚移植でスムーズに妊娠され、妊娠中いろいろなことがありましたが無事に出産となりました。

相談

患者相談

ずっと横浜にある有名クリニックにて体外受精をしています。
もう6回も採卵しました。
そして妊娠する確率の高いと言われるグレードの卵を6回移植しましたが(凍結胚盤砲移植)1度着床したことがあるだけで妊娠出来ていません。
もう何度も治療をしていて、採卵する気にも、移植する気にもなれません。
やる気がでず、気分も落ち込みがちです。
凍結胚盤砲が3つありますが、移植しても妊娠する気がしません。

もともと体調が悪く、ふらっと倒れたり、30才の時から子宮内膜症を指摘されて生理は辛いです。
こうやって身体に負担をかけて不妊治療することそのものがイヤになっています。
夜トイレに起きることがおおく、眠りが浅く疲労感が残ります。
便秘気味で3−4日に1度コロコロの便が出ます。

状況

右にいて説明

30才から不妊治療を開始、34才から体外受精、顕微授精をスタート
6回採卵して、6回移植妊娠に至らず。
子宮内膜症があり、早く妊娠したい。
凍結胚盤砲が3つあるが移植しても妊娠する気になれない
不妊治療そのものがイヤになっている

私の診立てと不妊治療方針

説明左。

もともと、身体を支える中心の力が不足していますね(腎虚)。
その中でがんばって生活しているために、肉体的にもまた精神的にもかなりの負担であったと思われます。


説明右


すでに充分良いとされるグレードの凍結胚盤砲が3つあるのですから、あせらず、少し体調をよくなるようにしながら、時期を待ち、ご自身が前向きな気持ちになれるような体調になってから不妊治療については考えていきましょう。

経過

3才から不妊治療スタート
34才から体外受精顕微授精をスタート
  6回採卵して6回移植、一度化学流産があるが妊娠しない。

36才 ビッグママ治療室初診
 腎虚を中心とした気虚肝鬱の症により、週に2回の鍼灸治療スタート
3診まで、治療を受けると夜までなんとなくフラフラする、翌日にすっきりする。
37才 鍼灸治療スタートから半年後 体調が全般に良くなった感じがする

10ヶ月後 胚移植ー妊娠
妊娠8週 つわりがひどい(母もつわりで入院したと)
 →鍼灸でなんとか成っている感じ
妊娠12週
 →子宮頚管が短いと言われた
妊娠15週
 →頚管3.5ミリで経過観察 短くなればすぐに入院と言われる
妊娠22週
 →仰向けになると、すうっと気持ち悪くなってしまう。
妊娠25w 赤ちゃん 900㌘
妊娠30w
 昨日からトイレが近くお腹が張っている
 頚管長2.7センチ 34週までもてば入院しなくてOKと言われた
妊娠32週
 頚管長2.6センチ 張りやすいが検診ではOKと言われてほっとしている
妊娠37週 赤ちゃん2800㌘と言われた
妊娠39週
 38才 無事に3000㌘オーバのしっかりした赤ちゃんを出産

結果

鍼灸治療を週に2日
半年後体調がよくなり、10ヶ月後の胚移植で無事に妊娠、出産

あとがき

説明右

体調が悪いときには一息ついて体調をあげるようにしていくことが大事です。
妊娠がゴールではなく、妊娠し、健やかに赤ちゃんをお腹ではぐくみ、無事に出産することがとても大事です。
妊娠だけを考えずに一歩引き、精神的な部分も含めて体調を考えていきましょう。

http://www.1gen.jp/1GEN/BENSYO/2805-B1.HTM
妊娠する気がしない→出産 主婦 中肉小柄’16/05