子宮内膜症は、生理を止めれば症状が軽減します。
ただし、妊娠希望の場合はこの手段をとっているとなかなか妊娠ができないというジレンマに陥ります。
東洋医学にて、子宮を中心とする生命力を賦活し、なんとか素早く妊娠し、妊娠や授乳によって生理をとめ、症状の改善につなげていきたいです。

相談

患者相談

42歳から妊娠を希望しています。
30歳からの子宮内膜症が非常にひどく、生理痛が重く、手足もひどい冷えを感じます。
また18歳の頃からのムチウチや首のコリ、頭痛も辛い状態です。

36歳で自然妊娠をし出産していますが、最近また子宮内膜症が非常に悪化してしまい、すでにリューブリンで6回も生理を止めるー再開すると言うことをくりかえしています。

早く子供をとのぞんでいますが、卵管通気はOKだったものの、生理の度に子宮内膜症や、膀胱の横に感じられる腫瘤は大きくなりっており、この対処と妊娠の間でジレンマに陥っています。

状況

かなりお辛そうな子宮内膜症ですね。
それでも、いままでに自然妊娠出産をなさっていますから、カップルとしての妊娠する力はかなりあるのでしょう。

説明左。

子宮内膜症は生理とともに悪化するために、時に生理を止める治療をおこないますが、これでは妊娠そのものが成立しませんね。

説明右

子宮周辺の臓器は、子宮の底力を暖め養っていくことで血流が改善し力を取り戻していきます。
子宮内膜症の状態もなんとか良好に経緯することができます。
そして素早く妊娠して妊娠によって生理をとめ、授乳によってさらに時間稼ぎしていきたいですね。

年齢要因もあり、治療を急いでいきたいと思います。
体調そのものがよくなることをめざしてお身体の手入れをしていきましょう。

私の妊娠力アップの治療方針

子宮、卵巣、骨盤内臓器を温め、養い、活力を取り戻していく。
なるべく早期の妊娠成立を目標とし、子宮内膜症の対策とする。

経過

初診後半年ほどで自然妊娠、途中で逆子になるものの鍼灸治療で改善。

結果

笑顔左

44歳にて無事に出産

44歳 きつい子宮内膜症、逆子 44歳  ’12/05/14 6
http://1gen.jp/1GEN/BENSYO/2405-B1.HTM

あとがき

笑顔左

出産後、ご家族で赤ちゃんをみせにきてくださいました。
上のお子さん達が赤ちゃんをしっかりとお世話している様子はほほえましく、私もワクワクしてきました。
家族が増えることをみんなで待ち望んでいらっしゃったのですね。

説明右

今回の症例でも、癒着もひどく妊娠そのものも成立が難しいのではと思われましたが、ご本人が気負いなく、自分の出来る範囲でしっかりと対応なさっていらっしゃったため、無理のない形での妊娠となったのではないかと思います。