相談

患者相談

病院で、黄体機能不全、排卵障害、高プロラクチン血症、子宮内膜症の4期であるという診断を受けています。
32歳です。
体外受精を進められていますが、自然妊娠の希望であれば腹腔鏡で状態をよくしてから自然妊娠に挑戦してみるのもよいかもしれないという提案を受けています。
基礎体温表も、排卵障害のためガタガタしていて二相性にはなりません。
私としては、出来れば自然妊娠をしたいです。
また、体調も悪く、特に肩こりがとても強い状態なのも気になります。
どうしたらいいでしょうか?

状況

薬を使わないと排卵がない月経周期になっている。
高温期も短めで途中でぐっと下がり安定感がない。
全身の生命力不足のある中、身体の中に要らない気血の滞り(東洋医学ではオケツと言います)があるために子宮内膜症はひどくなり、肩こりや頭痛となっていると思われる。

私の診立てと不妊鍼灸の方針

説明右

気血の滞り(オケツ)の状況がひどいので、西洋医学的な不妊治療と並行し、妊娠に向けてとりくんでいきましょう。
具体的には、全身の生命力の底上げ(気虚への対応)、冷えの入り込みの取り去り(風邪の内陥)、気血の滞り(オケツ)を取り除き疏通させる。

経過

初診後8ヶ月、基礎体温表がきれいな二層制なってきた。
10ヶ月、高温期が安定し肩こりがなくなってきた。
34才 腹腔鏡の手術ー半年間の人工授精
35才 体外受精をはじめるー妊娠
36才 出産
38歳 第二子への挑戦のため体調を整え始める
39歳 第二子出産

結果

笑顔左

無事にご出産となりました。また、2年半後に再度鍼灸治療開始。
半年後、残してあった凍結胚を移植しすぐに妊娠。
無事に第二子のご出産となりました。おめでとうございます

説明右

ご本人の希望が自然妊娠をということ。
年齢が32歳とわかかったことで、腹腔鏡手術をし自然妊娠への挑戦をしました。

ただ、生殖医療はどのような選択をするのかということはご夫婦の課題です。
お二人の考えと、そのときの状況で、納得できる選択をなさるのがベストだと私は思います。
 

説明左。

体外受精では複数の卵がとれ、凍結胚が残る場合があります。
この方には、残った凍結胚を移植したければ半年ぐらい前から体調を整えに来てねとお願いしてありました。
キチンと守っていただき、無事に1度の移植で妊娠。


笑顔左

無事な第二子への出産につながりました。
第一子までが時間がかかりましたが第二子へはとてもスムーズにすすみました。