5回にわたる体外受精で結果が出せず、不妊治療のクリニックから『年齢要因のために治療が続かない』と言われたが妊娠になりました。
「妊娠は不思議」の症例です。

このケースでは、集中して鍼灸治療を受けられ、ご自宅でもミニ治療を毎日することとしカラダ作りをスピードアップさせました。

【ビッグママ治療室の方針と鍼灸治療】

  • 鍼灸でストレス調整と、子宮の力(女子胞力)の改善を目指した
  • 集中して鍼灸治療
  • 毎日の自宅施灸を実施
  • 食事の改善をおこなう
  • 治療がスムーズに展開される病院に変更
患者相談

43才です。
何度か体外受精をしていますが、不妊治療のクリニックからは、年齢要因から不妊治療が難しくなっていると言われてしまいました。
もう治療は無理なのでしょうか?
出来ることはありませんか?
もう少しがんばって、ぜひ赤ちゃんを産みたいと思っています。
どうしたらいいでしょうか?

確かに不妊治療では、年齢要因はとても大きいです。
しかしながら、経過を伺うとちゃんと採卵が出来ていますから、なんとか、体調をよくして卵の質をあげたいですね。
そしてもう一点、病院ももう少し選び方を考えて、ご自身に負担が少なく、治療がスムーズに展開される病院に変更してみたらいかがでしょうか。

妊娠には子宮の力(女子胞力)が必要です。
お身体を拝見するとストレスの影響が強く見受けられます。
これが年齢とともに低下する子宮の力(女子胞力)に大きな影響を与えているようです。

ストレス要因はより急速に子宮の力を低下させます。
鍼灸でストレス調整と、子宮の力(女子胞力)の改善をしていきましょう。

またお身体を拝見すると冷えの入り込みも明瞭です。
冷えを外側から温めるだけでは改善しない状態です。
これも鍼灸治療の手を入れることで素早く改善させ、子宮の力(女子胞力)への負担をとります。

冷えというと、温めるという発想をしがちですが、本来はこの『冷え』を改善させるご自身の生命力が大切なのです。
この『冷えを改善させる生命力』があなたの卵をより良い状態に成長させ、『質の良い卵』とつながります。

もう一点、皮膚の状態から食事の問題もありそうです。
食事に関しては食事記録をつけてみてください。

頭で考えた『よい食事』ではなく、まずあなた自身の食事をしっかりと見据え、その上で必要な改善をおこないましょう。
イメージで行うと逆効果になるケースが多々あります。
ご自身の思い込みはよくありません。

治療経過

週に1−2度の鍼灸治療。毎日の自宅施灸を実施。
食事の改善をおこなう。
3ヶ月後 7回目の採卵ー移植妊娠
2900㌘弱で無事に45歳にて自然分娩(45才)

不妊治療はクリニックによって進め方が非常に違います。

不妊治療で具合が悪くなってしまったというかたは多くいらっしゃいます。
不妊治療で、卵巣刺激をしたり、いろいろなホルモン剤を沢山飲んでいくということはお身体にとても負担になります。

少ない回数で成功できれば、そういった選択もアリだとは思いますが、年齢の高めの方や、不妊治療が長引いている方にとっては、そういった『負担の大きな治療』そのものが、『不妊状態を作っている』と考えられるケースもよく拝見します。
この悪循環はお身体の手入れと病院選びで乗り切りましょう。

そして、病院も変え、『自然で、ご本人の卵巣、子宮の状況に無理のない治療』を受けられたこともとてもよかったと思います。
転院後、2回目の挑戦で無事に妊娠。
妊娠中も鍼灸治療を継続し、健やかな状態を保ち、ご出産なさいました。

赤ちゃんを連れてご夫婦でお顔をみせてくださり、私もとても嬉しかったです。
ご自身の状況、何をするべきかということを、考えながら、西洋医学も東洋医学も選んでいただければと思います。