相談

患者相談

40代で不妊治療をはじめました。体外受精などしています。
採卵して卵をとっても培養途中でとまったり、移植出来ても着床反応は出るもののそれ以上進まなかったり。
前回は受精すらしませんでした。

体外受精の状況は、だんだん悪くなり、先頃不妊治療のクリニックで「年齢要因のために不妊治療が進められない」と言われてしまいました。

年齢要因が厳しいのはわかりますが、なんとかがんばって赤ちゃんを産みたいと思っています。
どうしたらいいのでしょうか?

状況

42才から、体外受精をおこなう。
1回目ー卵が発育せず採卵できず。
2回目ー着床反応は出るも卵が育たず。
3回目採卵するも移植した卵は着床せず、培養した卵は桑実胚でストップ。
4回目採卵するも受精後分割せず。
5回目採卵するも受精せず。
不妊専門クリニックにてこの状況は「年齢要因」によるもので、これ以上の治療は難しいと言われた。
肩こり、耳鳴りなど、足の冷えが辛い。

私の診立てと不妊治療方針

不妊治療では卵の状態がよくないことを年齢要因だけ結びつけて結果づけているが、体調管理をしっかりとおこない、もう少し状態をよくしていくようにする。

耳鳴り、肩こりなど、身体の上部に生命力が偏りがちになってストレスが強い影響を与えている状態になっている。腰、骨盤をしっかりと安定させることで、全身の巡りをよくし、卵巣、子宮(女子胞)に血流を集めていく。

右にいて説明

肩こり、足の冷え、なにかするとすぐに疲れてしまうという症状を目標に不妊治療を前向きにすすめていく。

経過

週に1-2回の鍼灸治療を継続
6回目の体外受精ー桑実胚で止まってしまった
7回目の採卵4つとれるも3つは培養途中で成長が止まる。
1つ移植、妊娠ー無事に出産(45歳)

結果:

年齢要因にて不妊治療が難しいと言われていた方ですが、無事に45歳にてご出産になりました。

説明右

足の冷え、耳鳴り、肩こりなどは、お身体の中の生命力がとても偏ってしまった状態です。
妊娠は身体の余力があってはじめて成立します。
この方は、なんとかがんばってみたいというご本人の希望もあり、いままでのお仕事一辺倒お生活を変え、規則正しく、食事もバランスの取れたものをめしあがり、足腰のためにウオーキングもなさっていました。

説明左。

また、病院を適切な時期に変えられたのも非常に良かったと思います。
いままでの、『刺激の強い方法で体外受精を行うクリニック』から、山下湘南夢クリニックに転院し、『自然で、ご本人の卵巣、子宮の状況に無理のない治療』を受けられたことがとてもよかったと思います。

笑顔左

転院後、2回目の挑戦で無事に妊娠。
妊娠中も鍼灸治療を継続し、健やかな状態を保ち、ご出産なさいました。
赤ちゃんを連れてご夫婦でお顔をみせてくださり、私もとても嬉しかったです。